司会
3人が所属するチームはどんなチームでしょうか?
湯浅
平岡部長と次席の廣田係長と私湯浅を中心に、今年の新入社員、2年目社員の7名チームです。
凄く協調性もあって、チーム仲も良くて上も下も関係無く意見を言える環境で、オン・オフもはっきりしています。先ほども話に出ましたが『怒る』ではなく『叱る』という、育成にも愛情を感じられる、雰囲気のとても良いチームだと思います。
廣田
私も愛を持った育成をしてきたつもりですが、逆に追い込んでいる可能性もあったかもしれません。営業はうまくいかない時に精神的に辛くてなってきます。相談も出来ずに伸び悩む若手も多いようなので、これからは早い段階でそんな若手の悩みを察知して対策を一緒に考えていくことで、より良いチームにしていきたいと思っています。
司会
部長としてどういうチーム作りを心がけていますか?
平岡
新入社員は、配属されて半年は「本当にこの会社で続けていけるのか?」と悩んでいます。入社当初は悩みや不安、多くのストレスを感じていると思うので、それをなくして楽しんでもらえるような環境づくりを心がけています。後はとことん褒めることですね。「お客様を呼び込めて凄いよ」と言うだけでも目の輝きが変わってきます。
平岡
数字が上げられないのは彼らの問題ではなく、スキルを教えられていない我々に問題があるという事。1件の契約を上げるためにチーム全員で取り組んでいるので、結果が出なくても、その社員を責めるようなチームにはしたくないと思っています。
司会
チームで戦う良さは?
湯浅
私が上げた契約がチームの契約になるので、上司も指導してくれた先輩も凄く喜んでくれます。チームで一つの目標を決めて取り組むという協力体制が一番良いと思います。
平岡
昔は契約を上げても喜んでくれるのは責任者だけでした。でも今は、廣田や湯浅が新入社員の担当しているお客様の対策を一緒に考えていますから、契約を上げられた時は絶対に嬉しいはずです。新入社員の先輩への感謝の度合いも高くなるので、良いサイクルで自然とチームの関係性も良くなっています。
廣田
個人の目標を追うよりもチーム全体で目標を追う方がチームとして一体感が生まれます。再来場するお客様の対策を皆で話し合ったり、新入社員も気軽に部長に相談したりできる、そんな環境ができています。昔も先輩に聞けば教えてくれたと思うのですが、うーん…自分は先輩が怖くて聞けませんでした(笑)。今はとても質問しやすい環境なので、どんどん質問してどんどん失敗しても良いと思います。
平岡
この10年で本当に変わりました。先輩社員は後輩が契約した後も、他人事ではなくて自分事として親身に相談に乗っています。チーム一丸となって取り組む環境ができているので、なかなか契約を上げられない新入社員も、せめてポスティングを頑張って一組でも多くのお客様を呼び込もうとしてくれています。彼らのポスティングに対する想いも全然違ってきていると思いますよ。自分の契約でも先輩の契約でも、チームの契約として喜びを分かち合えていると思います。
司会
今後のビジョンは?
平岡
このチームはスキルも雰囲気も優れているチームだと思います。今では研修制度も変わり、営業部全体で高いスキルを共有できるようになりました。新たに配属される新入社員も1年間きっちりと基礎を学んでもらうべく育成しています。また次の現場に異動する時には、チームの雰囲気も含めて次の現場に持って行ってもらいたいと思います。そして、どんどん良いチームを増やしていけば、更に強い営業部ができていくはずです。そんな流れを会社全体に広げていくことで、もっともっと強いタカラレーベンを作っていければと思っています。