INTERVIEW02 フランス文学から不動産業界へ。物語の先にある「幸せ」を求めて。

INTERVIEW02 フランス文学から不動産業界へ。
物語の先にある「幸せ」を求めて。
グループ経営企画部 Y.T.(2022年度入社・新卒採用)

営業の仕事に役立ったのは、
意外にも、心の機微を感じとる習慣。

大学ではフランス文学を専攻していました。就活当初は航空業界を目指していたんですが、ちょうどコロナ禍で留学を断念せざるを得なくなったこともあり、仕事の本質って何だろうと考える機会が生まれました。それで自分なりに、お客さまの人生の喜びに立ち合い、その過程を共に歩むという仕事の本質を再定義して、思い切って不動産業界へ進路を転換したのです。特に「幸せを考える。幸せをつくる。」というタカラレーベンのビジョンが、私が仕事に求めていた「他者貢献のあり方」と直感的に合致したのも決め手でした。
大学での学びは、異なる時代文化や背景を持つ人々の物語を通じて「人間とは何か」を考えるプロセスでした。言葉の壁はありましたが、言葉だけに頼るのではなく、相手の表情のわずかな変化や声、身振りといった非言語のメッセージに意識を向けたことで相手の心の機微を感じとる習慣がついたようです。この経験が、最初に配属された営業現場でそのまま活かされていたと思います。

「不安8、喜び2」の初接客。

「不安8、喜び2」の初接客。

入社して最初に任されたのは、物件の資料請求をしてくださったお客さまへ電話をかけ、来場を促す「集客業務」でした。正直、面識のない相手に電話をかけるのにはかなり強い抵抗があって、受話器を握る手が震えていたのを今でも覚えています。でも周りでは成果を出している先輩方も同じように受話器を握り、電話をかけ続けていました。そこで、まず「先輩の姿や声を徹底的に観察すること」から始めました。どんな言葉選びで、どんなトーンで相手の心をつかんでいるのか。「聴く力」を先輩に向けることで技を盗み、時にはフィードバックをもらいながら実践を繰り返したのです。当初は恐怖でしかなかったのが、2週間で最初のアポイント、さらには初契約までこぎつけることができました。その瞬間は今でも忘れません。
でも初接客のときはドキドキで「不安8割、喜び2割」(笑)。マニュアル通りにいかない想定外の質問に冷や汗をかく場面もありましたが、その「リアルな手応え」こそが自分の知識不足を明確にし、もっと学ばないとというハングリー精神に火をつけてくれました。目の前の「アポイント」は、自分だけでなく社員全員の努力の結晶です。緊張感のある現場を若手のうちに任されたことが、今の私の土台をつくってくれたと思います。

経営企画への転身。
「この言葉、どういう意味?」からの
再スタート。

入社4年目の春、営業職から経営企画部に異動。PL(損益計算書)やBS(貸借対照表)といった専門知識も乏しく、最初は会議についていくことさえ必死で新入社員に戻ったような無力感に襲われました。しかも配属されたのが「中期経営計画」の更新という会社の重要な時期。立ち止まっている暇もなく、知識の空白を必死で埋めながら完成させた資料が社内外に公表された時には「会社という大きな船の舵取りに携わった」という責任感とやりがいを感じました。
一方で経営企画部に異動して会社全体を俯瞰するようになり、改めて「現場(営業)」の重要性を痛感しています。いくら素晴らしい経営計画を作っても、それが現場でお客さまと対峙する社員の心に響き、実行されなければただの机上の空論。幸い私には営業という最前線で「お客さまの喜び」を肌で感じてきた経験がありました。経営層が描くビジョンを、現場の社員が「自分ごと」と捉えられる言葉や施策に翻訳して届けたい。これからリアルな現場の声や熱量を経営にフィードバックできる役割も出てくるでしょう。「数字」の向こう側にある「社員の想い」や「お客さまの笑顔」を想像できる企画担当として、会社に貢献できたらと考えています。

「予期せぬ出会い」を楽しめる人間でありたい。

「予期せぬ出会い」を
楽しめる人間でありたい。

営業部時代は、商談前にお客さまの情報から逆算して、この方にはどんな暮らしが幸せか、という仮説を立て、緻密なシナリオを組み立てて接客に臨んでいました。一方の経営企画部では「未知の領域を吸収する力」が試されています。まだまだ知らないことを調べながら自分の成長を実感し、会社の成長、未知の領域も感じられるようなステージにいつかは行きたいと思います。
就職活動は、どうしても「自分の専攻」や「志望業界」といった枠組みで選択肢を狭めてしまいがち。私自身、自分が不動産会社の経営企画部で働いている未来など1ミリも想像していませんでした。でもコロナ禍という予期せぬ出来事で進路変更を余儀なくされた結果、「人の心に寄り添う」という自分の軸と、それを実現できるタカラレーベンという会社に出会うことができました。一見、今の学びや希望とは無関係に見える業界でも、視点を変えると皆さんが大切にしている価値観と深く繋がっている場所があるはずです。今知っている情報に閉じこもらず、新しい扉を開け「予期せぬ出会い」を楽しむことで拓ける人生があることを知ってもらえたらと強く感じます。

Daily Schedule
1日のスケジュール

9:00 9:00
朝 ミーティングフリーアドレスの環境下でもチーム連携を密にするため、15分程度タスクやスケジュールを共有。朝一番に顔を合わせることで「誰が何をしているか」を可視化し、組織の動きをスムーズに。
9:30
資料の最終確認/論点整理その日の会議で使用する資料の最終チェック。各事業部からの報告内容に矛盾がないか、経営層が判断しやすい構成になっているかという視点で確認。
11:45
会場設営会議室のタブレット設置やWeb会議システムの接続テスト、席次確認。
12:00 12:00
昼休憩
13:00
会議 事務局対応(対面参加or Web参加)経営陣が一堂に会する会議の運営。議論に集中できる環境づくりはもちろん、議事録担当として議論のプロセスを記録。
14:30
議事録作成会議中のメモを正式な文書に仕上げる「議事録作成」で、欠席者や後から読み返す人が一読して理解できるよう、論理を整理。
16:30 16:30
中期経営計画の進捗分析会議運営の合間を使い、グループ全体の経営数値の集計や分析作業も実施。
17:30
退勤

※記載内容は2025年12月時点のものです。